落ちているから落ちない

落ちているから落ちない

人工衛星は、なぜ落ちてこないか。
実は、「落ちているから落ちてこない。」と言えるのだ。

すごいスピードで飛び、地球の丸みに沿って落ちつづけている。

宇宙にある物体に、力を加えれば、力が伝わり、等速直線運動を
続ける。写真の図において、重力がなければ接線方向に飛んで
行ってしまうが、重力(地球上より小さい)によって、落ちつづける。

そして、スピードも大事、秒速約8kmであれば、地球をまわり続ける。
(1時間半で地球を1周するスピード。)
(秒速約8kmだと、8km進むと5m落ちる。地球は丸いので、8km進むと
地面も5m下がっている。この繰り返しで、とうとう落ちてこない。と
も表現できる。)

秒速約11km以上なら地球の重力をぬけだして、月まで行ける。

秒速約17km以上なら木星などにも行ける。

秒速約8kmを「第1宇宙速度」、秒速約11kmを「第2宇宙速度」と言ったりする。


地上400~600kmのところを飛んでいる人工衛星は、この軌道でも、
少しの空気があるため、実際は、その抵抗により落ちてくるので、
ときどき、エンジン噴射して軌道を上げる。


宇宙ステーションも、上記に同じである。
宇宙飛行士の若田さん、そのステーションより6月中旬に帰還予定だ。

映画「スタートレック」もはじまった。

晴れた夜、空を眺めれば、速く動く、宇宙ステーションや人工衛星が
見られるかも知れない。


お給料も、「落ちても、落ちない」であればいいが・・・  、

夜空には、夢があるが、現実は厳しいのだ。


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この記事へのコメント
人工衛星のしくみが少し理解出来ました。
お給料は、上昇気流に乗って欲しいですね~
Posted by 橋本美恵子(TANA) at 2009年06月02日 20:48
橋本美恵子(TANA)さんへ

理系な記事にコメントありがとうございます。

お給料下がっても、下がらない時は、物価も何も
みーんな、さがってしまえばですかね。
でもあまり現実的ではないですね。

やっぱ、お給料は、上がるにこしたことないですね。
庶民としては、コツコツ頑張るしかないか  。
Posted by ヒロさん at 2009年06月02日 22:21
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