
このお饅頭は安全です(念のため)
食品には、腐るものが多い。
一般的には、腐った食品は、人間には良くない。
と考えてしまう。消費期限、賞味期限など注意することとなる。
発酵食品というものがある。
例えば、ヨーグルト(乳酸菌による乳酸発酵)、ぬか床の漬物(乳酸発酵)、
お酒(酵母菌によるアルコール発酵)、パン(アルコール発酵)、
酢(酸生成菌による酢酸発酵)など上げれば相当数ある。
実は、腐敗という現象は、「発酵」と同じような反応である。
人間が勝手に、有益なものを「発酵」といい、有害なものを「腐敗」と
いっているだけである。
発酵も腐敗も、カビや細菌などの微生物が生きていくためにしている、
彼らによる有機物を分解している反応なのである。
仮に、枯れ葉が、腐敗しなかったらどうであろう。
枯れて土に還らなかったら、あちこち枯れ葉だれけで、すぐに困って
しまうに違いない。恐ろしいことだ。
(このことは本当は重大なこと。腐敗すれば、これらの養分が川に流れ、
海に行き コンブなど が出来る。 『森は海の恋人』。)
無論、腐葉土なるものも存在しない。
腐敗は善いことなのだ。
(こんな、見かた、考えかたも必要かも。)
(ただし、政治と世の中の腐敗は別であります。)