読売新聞 平成22年10月16日
富士山の南面から地表近くの永久凍土が消滅したようだ。
地下50㎝で永久凍土が存在する下限は、
76年 3200m
98年 3300m
2010年 下限が確認できなくなった。
富士山は、風、雨、雪など過酷な自然環境により、常に浸蝕されている。
最近は、さらに気温上昇が加わったのだ。
いつも美しい富士山は、遠目 変わらないように見えるが、実は大きく変化している。
「 その山を『ふじの山』とは名づけゝる。その煙、いまだ雲の
なかへたち上るとぞ、言ひ傳へたる。 」 (竹取物語 結びの文章)
噴火していた富士山、今日までどんなに変化したであろう。
そして、 これからも 。