コップの水が空にならない わけ

コップの水が空にならない わけ


年末年始は少し ズル をして 過去記事をときどき掲載させて
いただきます。


6.02×10の23乗個  (6.02×100000000000000000000000)  。
化学で勉強する、アボガドロ数です。
一般的に、12本、12個の集まりを1ダースとして、ひとくくりとしますが。
化学では、このアボガドロ数の分子が集まったものを1モルとしています。

水H2Oの分子が6.02×10の23乗個集まると、1モルであり、
18g(18cc)となります。

いっぽう、地球ができて、約46億年と言いますが、これを秒にすると、何秒でしょうか。
4600000000年×365日×24時間×60分×60秒 となりますが
4600000000年×1000日×100時間×100分×100秒 としてしまうと
4.6×10の18乗となります。  アボカドロ数のほうが、これより大きいですね。
  ( 6.02×10の23乗 > 4.6×10の18乗 )

地球ができたときから、1秒に1個づつ、コップの中の水分子を取り出したとしたら、
   
  ・・・つまりは、現在にいたってもまだ、18g(18cc)のコップの中の水がからになりません。

コップ1杯は、上述の10倍量の180g(180cc)ですが、あなたは、今日、どのくらいの
水やお茶やミルクを飲んだでしょうか。

どのくらいの数の分子を摂取したでしょうか。

高校の化学でした。

蛇足、ついでですが、アボガドロ数より、さらに大きい数を紹介します。
  1×2×3×4×5×・・・×16×17×18×19×20 = 20!

やはり、びっくりマークですね。

おあとがよろしいようで。


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