静岡新聞 平成21年9月4日
日本人チームが、ハワイの国立天文台
「すばる望遠鏡」の観測で発見。
地球から128億光年離れたところの、
巨大ブラックホールのまわりに銀河を発見。
地球が属する天の川銀河(直径約10万光年)
とほぼ同程度大きさの銀河(直径7万光年)。
また、この巨大ブラックホールは、太陽の約10億倍の質量を持つ。
銀河やブラックホールの進化の過程を知るカギとなる発見だ。
それにしても、「銀河」なんて、なんと美しいことばの響きでしょうか。
では、一句
無の中に やうやう見えて 新銀河
俳句での銀河は、無論、天の川をさすが、
銀河、天の川、銀漢、雲漢、天漢、河漢、星漢、銀湾、
(昔から、銀河を様々なことばで表わしている)
これら
秋の季語である。
芭蕉の超有名な名句がある。
荒海や佐渡に横たふ天の川
星も月も、 美しい季節になってきた。