「47番の投球論」 工藤公康著 KKベストセラーズ発行
本には、いろいろためになることが書いてある。
たとえば、こんな調子のことが書かれている。
バッターとあい対峙しているのに、次のバッターやその次のバッターも
見ているという。
ネクストバッターズサークルで、無意識に振っているバットの振りを見たり、
カーブにタイミングを合わせようとしているな。
など見ているという。
流石、プロだな。 と感じる。
工藤投手、昨日1勝した。 嬉しい限りだ。
現在、あまりにも、いい加減な仕事をしている人が多い。
その上、責任もとらない。
いい仕事を追求したい と思う。
思ふ事 只一筋に 乙鳥かな 夏目漱石
(おもふこと ただひとすじに つばめかな)
つばめ で春であるが、 いま盛んに それこそ 一直線に
すーっと飛んでいる つばめ の光景が見られる。
漱石は、みずからの憧れる生き方を重ねているようだ。