微生物と食品

微生物と食品

微生物。
微生物と言っても、人間にとって良いもの、悪いもの、いろんなものがいるが、
いずれにしても、彼らなくして、人間は生きられない。
大きさ、重さは、とてつもなく小さく、軽い。
例えば、1mmの千分の1の大きさ、10のマイナス9乗mgであったりする。

我々の命は、(顕微鏡でないと見れないほどの、)彼ら微生物によって
支えられている。


微生物の存在を、人類が知ったのは、今から300年少し前のこと。
そして、微生物学が確立するのは、ここ100年ぐらいのこと。

人類は、微生物の存在を知らなかったが、そのはるか昔より利用して来ていた。

           歴史的起源         使用微生物
醸造食品
  食酢      紀元前5000年頃       酢酸菌
  ビール      紀元前4200年頃       酵母
  ワイン        紀元前4000年頃       酵母
  みそ・しょうゆ  紀元前1000年頃       こうじかび・酵母・細菌
  日本酒          1000年前頃      こうじかび・酵母
発酵食品
  チーズ      紀元前4000年頃       乳酸菌・カビ
  パン       紀元前3000年頃       酵母
  ヨーグルト      紀元前 800年頃       乳酸菌
  納豆            1000年前頃     納豆菌
  かつおぶし         1000年前頃     こうじかび


微生物には、食品でお世話になり、また、それらを消化するときには、
腸内細菌にお世話になる。


小さい小さい、重さもないような微生物によって、人類は生かされていると
言っても、過言ではないのである。
彼らのお陰なのである。


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