
「カラー図説 日本大歳時記 春」 講談社
昨日は、立春であった。
立春を過ぎると、俳句を作る場合、春の季語を用いる。
ちょっと、変わった春の季語に、
『蛙の目借時(かわず(かはづ)のめかりどき)』 (目借時、目借る蛙)
がある。
蛙に目を借りられると、人が眠くなるという俗説にはじまる季語。
蛙の鳴くころの、眠気を催す春暖の季節をいう。
目を借りられるとは、ほんと眠くなりそうな。
では、一句
キー打つも るるるるるるの 目借時
パソコン操作中、一瞬眠くなり る を押し続けてしまった。
あっはっは・・・☆☆
「俳句の話かあ,すごいな~」と思って
読み進めていったら,最後の文章を見て目が点になりました(笑)
るるるるる~♪ るのつくるっこらより☆
るっこらさんへ
そうでしたね。
るっこらさんの る でしたね。
実は、この る は、ちょっとこじつけですが、
ruは う で終わりますから いろんなことばの終止形になります。
・・・である も文章の終わりに来ます。
それから、 蛙の詩 で有名な文化勲章受章の草野心平の
「定本蛙」の中の詩には、 るるる は多様されてます。
きわめつけは、 1行に る を26文字連ねただけの1編の詩があります。
「るるるるるる」には、そんなことが込められています。
そうなんですね~!!
「定本蛙」の詩の話,初めて知ったものですから
興味深くてちょっと検索してみました。
「るるるるる~」の他に,
黒丸ひとつ→●だけの「冬眠」という詩もあるんですね。
蛙が丸くなって眠る,その様子を●だけで
表現しているなんて面白いですね~。
.るっこらさんへ
早速調べてお勉強していただきありがとうございます。
草野心平の詩は大変興味深いですね。
「冬眠」、見つけましたか。
私は、これを見たとき、これでも詩か と思ってしまいました。
でも、凄い表現力です。
簡単、明瞭。まるで美しい数学や物理の公式を見るようです。
心平の愛した蛙、ある意味愛くるしい蛙、
昔に比べると激減しているを実感してます。
地球の仲間がいなくなるのは、私たちの足元に何かが
しのび寄ってくるように思えてなりません。
心平は、蛙をモチーフに何を言いたかったのでしょうか。
これからも、彼の詩をときどき読みたいと思っております。
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