今日1月10日、「笠井観音だるま市」(浜松市東区笠井町)が行なわれている。
笠井の市は、江戸時代はじめにさかのぼる。
1ケ月に6回、日を決めて開かれていたので「六斎市(ろくさいいち)」と呼ばれた。
この周辺ばかりでなく、信州、尾張などからも商人が集まってきて、大いににぎわった。
明治にはいると、織物がより盛んになり、笠井や浜松の商人が全国に売り歩いた。
「遠州織物」として知られるようになった。
笠井は明治から昭和初期にかけ繁栄した。
(遊郭もあり、小松、貴布祢あたりからも遊びにきたと聞く。)
リブロス笠井より無料シャトルバスが出ている。
無料の甘酒の配布やだるまなどが売られている。
「観光山福来寺(かんこうさんふくらいじ)」といい、文字通り、福が来るとされ、
商売繁盛、家内安全を人々は願う。
毎年1月10日の初十日市に、だるま市が開かれ、にぎわう。
この寺の、裏にはなぜか昔懐かしい現役のポストがあった。