
「やらまいか浜松」認定品 遠州綿紬のエコバッグ
先日、娘婿に遠州綿紬の名刺入れをプレゼントしたら、
娘が、ぜひ「
ぬくもり工房」さんへ行きたいというので一緒に行ってきた。
反物や布ぞうりなど見てきた。
社長さんはじめ、スタッフの人たちは、親切に説明してくれた。
沢山の柄があった。
私には、超なつかしいものばかりであった。
でも、東京では、新しいものと捉えるそうな。
写真のエコバッグを購入した。
ひとつは、85歳を過ぎた母にプレゼントした。
(テ゜イサービースのときに使えるかな。)
母は若いころ、父と一緒に、この小巾織物を織っていたのだ。
手にしたとき、懐かしそうな顔をした。
「こういうのよく織ったね」と言うと、
「ふんふん」と、頷きながら応えた。
娘は、「ぬくもり工房」さんへの訪問を喜んでくれた。
遠州綿紬に囲まれていると、平穏な心持ちになってくるのはなぜだろうか。
不思議なことである。
私の地元周辺は、大昔から機織りが盛んであった。
地元には、昨年、創建1300年祭を迎えた「服織神社(はとりじんじゃ)(708年~ )」がある。
「はとり」は「はたおり」からきており、はたおりきや機械の神様を古来お祀りしている。
「延喜式」にも載っている古くからの神社である。