年末の整理のときに、出てきたカメラ、
「ヤシカエレクトロ35」 である。
昭和40年代の初めに購入した。どこで購入したかは、忘れてしまったが、
友達と何軒ものカメラ屋さんに行って調べ買ったものだ。
電池電源を積極的に活用し、自動露出制御、大口径レンズ、暗いところの撮影にも強い
かつ、落としても壊れにくいカメラ、このシリーズは、最終機種までに世界に500万台を
売るという
ベストセラー機であった(大阪万博前後の時代)。
電子化の走りであった。
中学3年になったとき、友達と写真部を作った。男子3人、女子3人。
男子3人、カメラのメーカーは、それぞれ違っていた。
私は、写真のヤシカ、 ひとりはアサヒペンタックス、もうひとりは、オリンパスであった。
技術の先生に顧問を頼んだら、快く了承ていただき、予算もつき、
現像機を購入して、部をスタートした。
暗室の中、赤い灯のもと、現像、焼増しをした。無論、白黒もの。
印画紙に、像がジワジワ浮かんでくる。このときのドキドキ、ワクワク感は
何とも、表現のしようがない。
楽しい思い出だ。 修学旅行もこれで撮った。
写真部を創部するほどなのに、ブログの写真はへたくそだ。
ちゃんとした先生に教わっていないし、それ以来なにも写真について勉強してもないせいだ。
だから、構図も光も何もかもダメなのだ。
フィルムカメラからデジタルカメラに代わって久しいが、
写真の時代は、
島津斉彬(篤姫の義父、銀板写真の技術研究を進める、
彼の写真は日本最古の写真と言われる)
以来、これからもづっと続くであろう。
お正月を♪ 写そっ!!