
アンドロメダ銀河
(私たちの天の川銀河とは、兄弟銀河、220万光年離れている。)
彼女とのデートの別れ際、来週、今日と同じように、同じ時刻に、
同じこの場所で会おう。と約束をする。
言いながら、思っていた。本当は、同じ場所では会うことが出来ないねと。
(思っただけで、実は、1週間後また会えた。)
太陽系で考えれば、地球の軌道を7日分さかのぼらないと、約束の場所にはいけない。
いや、もっと広く、我が銀河、そのまた宇宙を考えると、とても、約束の場所にはいけない。
なぜなら、宇宙は膨張しているからである。
時を過去にもどれないように、絶対的場所にもまた、二度とはもどれない。
私たちは、流れているのだ、地球号に乗って、太陽系、我が銀河とともに。
宇宙をさまよい、流れている。 そして、そういう事実がある。
(高校生のころ、思った。)
しかし、星のきれいな季節になりました。