流れ と 宇宙

流れ と 宇宙
   アンドロメダ銀河
  (私たちの天の川銀河とは、兄弟銀河、220万光年離れている。)
  

彼女とのデートの別れ際、来週、今日と同じように、同じ時刻に、
同じこの場所で会おう。と約束をする。

言いながら、思っていた。本当は、同じ場所では会うことが出来ないねと。
(思っただけで、実は、1週間後また会えた。)

太陽系で考えれば、地球の軌道を7日分さかのぼらないと、約束の場所にはいけない。
いや、もっと広く、我が銀河、そのまた宇宙を考えると、とても、約束の場所にはいけない。
なぜなら、宇宙は膨張しているからである。

時を過去にもどれないように、絶対的場所にもまた、二度とはもどれない。
私たちは、流れているのだ、地球号に乗って、太陽系、我が銀河とともに。

宇宙をさまよい、流れている。  そして、そういう事実がある。

(高校生のころ、思った。)


しかし、星のきれいな季節になりました。


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この記事へのコメント
こんにちは☆

今回の記事も,大変興味深く読ませて
いただきました!

申し訳ありませんが,すごく好きな記事だったので,
こちらにリンクをはらせていただきました

事前にお断りを入れずすみません~
Posted by るっこらるっこら at 2008年12月11日 13:09
るっこらさんへ
リンク、全然OKです。
むしろお礼を言いたいほどであります。
ありがとうございます。
ですから、るっこらさん、リンクは、ご自由にどうぞ。

地球の仲間が一緒に宇宙を流れていると思うだけで
地球上の仲間のすべてがいとおしくなってしまいます。
Posted by ヒロさん at 2008年12月11日 19:03
前に、宇宙について書かれている本を読んだ時、こんな記述がありました。今、私たちが、きれいだな!って見ている、キラキラ輝いている星は、実は、今そこには、ないかもしれない。

何億光年も離れている星なら、光の速さで何億年進んだ場所にあるということで、今見ている光は、何億年前に発せられた光なんだと。

私たちは、実は、幻をみて、今そこにあると信じているだけなんだと思ったら、今生きているこの世界は一体何なのか?いろいろ考えてしまいました。

物質文明の今、目に見えることがすべての世の中になってしまっていますが、本質とは何か、本当のものとは何か、何を大切にすべきか、しっかり考えることが、特に末世の今、大切だと痛感しています。

「星の王子様」のくだりを、思い出してしまいました。
Posted by げんちゃんげんちゃん at 2008年12月11日 21:37
げんちゃんへ
いつもお世話になります。
星って思うと不思議なものですね。

明かりの少ない、山に行って見れば、
きっともっと多くの星に会えるんですね。
ほんと、光の旅ってどんなんでしょうかね。

そう思うと、あまりくよくよしてもはじまりませんね。
Posted by ヒロさん at 2008年12月11日 21:50
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