下を向いて見よう

下を向いて見よう
   普通の畑


背伸びや、上ばかり見ず、たまには、下を向いて見よう。

普通の畑の土1g中には、
   細菌   3~4億
   酵母   数千万
   放線菌  100万
前後含まれている。

これらの微生物がめぐりめぐって、素晴らしい農作物を作る。
微生物が有機物を分解し、土を団粒化し、保水性、通気性、保湿性を持たせる。
ミミズなども、一役も二役もやっている。
野菜などは、そうした土より養分を摂り、立派なものになる。

私は、その美味しい野菜を美味しくいただく。



あら、私の皮膚のタンパク質のこの炭素原子は、ついこの間までは、間違いなく
ミミズの一部の炭素原子であったのだ。

私はミミズだったんだ。

レタスでも、牛でもあったんだ。

私は、そういうひとです。  生かされてます。


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この記事へのコメント
こんばんは!

そういうものの考え方が出来るのですね。
そうですね、人間の一生の間にすでに
肉体は何回も生まれ変わっているような感覚ですね。
すご~い! そう思えば地球のあらゆる物質が
私の中に入ってくる可能性があるということですね。

ちょっと、びっくり \(◎o◎)/です。
Posted by 吉田商店のよねこ吉田商店のよねこ at 2008年12月01日 21:51
吉田商店のよねこさんへ
いつもありがとうございます。
あまり追究すると、自分が何ものか
分からなくなりますね。

自分の中に、いろんなものが入ったり出たりですね。
そして、しかも、バランスがとれている。
このようなことを、生物学者のシェーンハイマーは、
「動的な平衡」と名付けたとのこと。
Posted by ヒロさん at 2008年12月02日 12:51
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