
読売新聞 日曜版 平成20年11月16日 と
「奇跡のリンゴ」 石川拓治著
NHKプロフェッショナル仕事の流儀制作版監修 幻冬舎発行
ここのところ、読み終えた「奇跡のリンゴ」。
タイミングよく新聞にも載った。
奇跡のリンゴは、青森の木村秋則さんが、
無農薬、無肥料で作られた、
とてつもなく美味しいリンゴなのだ。
リンゴを無農薬、無肥料で作くるなんてことは、無茶苦茶な話なのであるが。
成し遂げた。
NHKプロフェッショナル仕事の流儀にも出演した。
大事なことは、いくつもあるが、少し紹介すると。
土づくりにこだわり、そして、草が生え、虫、蛙、ヘビなどがいるリンゴ畑だそうな。
害虫もいないわけでもないが、かなり減った。
そういう中で、リンゴの木は、たくましく育っていき、ふつうと違うリンゴができた。
ここには、
普通と異なったリンゴ畑の系ができたのだ。
言いかえれば、限りなく自然に近い状態とも言えるかも知れない。
木村さんは言う・・・リンゴはリンゴの木が作ってくれている・・・のだと。
私の水処理における生物処理も、全く同じことである。
水処理は、微生物がしてくれているのだ。
私は、ただただ、彼らが活躍しやすいように、彼らの環境を整えてやるだけなのである。
そして、
その根本にあるのは、生物の多様性なのである。