「緋牡丹遺伝子」

「緋牡丹遺伝子」


    読売新聞  平成22年4月18日


「生物はもともと雌が基本で、雄は進化の過程で雌が変化して生まれた」
とする従来の説を覆す証拠が突き止められた。

野崎久義・東大准教授らは、4年前、最も原始的な生物である緑藻
「ボルボックス」の雄株から   雄特有の遺伝子OTOKOGI(侠気(おとこぎ))
を発見していた。

今回、遺伝子情報をすべて解読した結果、雌特有の遺伝子5個を発見、
さらに、雄だけの遺伝子も新たに9個見つかった。


雌の遺伝子は、HIBOTAN(緋牡丹)遺伝子と命名された。


本当かと疑ってしまうほどの命名である。
私世代には、「緋牡丹お竜」のイメージが強い。


外国には、そのイメージはないだろうから   ま、いっか。


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この記事へのコメント
こんばんは

>雄特有の遺伝子OTOKOGI(侠気(おとこぎ)

>雌の遺伝子は、HIBOTAN(緋牡丹)

かっこいい!
昭和生まれの現代っ子ブリっ子のわたしには、もの凄いセンスの良さを感じます。
科学って、楽しそうですね (●^o^●)
Posted by サンダーのママサンダーのママ at 2010年04月24日 00:20
サンダーのママさんへ
ほんと面白い命名ですよね。
教授が緋牡丹お竜を演じた女優富司純子(藤純子)さんの
大ファンのため  名づけられた。
嘘のようなほんとの話。

変わった命名では、
変わった生物でよく分からないので 「ハテナ」 と名付けられた
生物もいます。


失礼しました。
Posted by ヒロさん at 2010年04月24日 15:32
こんにちは
いつも 楽しく読ませていただいてます

わたし 科学大好きで
特に、いま物理の本にはまってます

こんなふうに 日々 新しいことが 発見され
進歩は すごいなぁと わくわくします

何か おすすめの 科学本ありましたら 教えてください
Posted by 更紗 at 2010年04月24日 17:34
更紗さんへ
女性で 科学 物理 なんて凄いですねー。

私も新しいこと大好き(古いのも好き) です。
知らないこと 分かってないこと 知るの大好きであります。

さて、科学本ですか 範囲が広いですねー。
更紗さんのブログからだと生物や宇宙関係かなと思ったり
しますが、物理があるので、なんでもOKかな。

自分がしていること主体になりますが、
基本的なことでしたら、小学・中学・高校の参考書あたり
結構勉強になっております。
また、おとな向けの物理、化学、生物、地学などの本。

岩波科学ライブラリーやサイエンス・アイ新書などからご自分の
興味をそそられたものを選ぶのもよろしいかと思います。
私の場合、岩波では
  「鉄学137億年の宇宙誌」、「環境を<感じる>生物センサー」
  「フジツボ<生きもの>魅惑の足まねき」、「腸内環境学のすすめ」
  「科学を短歌によむ」
サイエンス・アイ
  「身体に必要なミネラルの基礎知識」「生態系のふしぎ」
  「地衣類のふしぎ」「マンガでわかる菌のふしぎ」
などなど、
(まだ読んでないものも含まれております)
その他にも読みたそうなものいっぱいあります。


科学に哲学的な要素を含めたものとして科学者の随筆、
寺田寅彦(物理学者)、岡潔(数学者)、湯川秀樹(物理学者)、
中谷宇吉郎(物理学者)、藤原正彦(数学者)
など。


ちょっと視点がズレている回答でしたら ごめんなさい。
Posted by ヒロさん at 2010年04月25日 23:38
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