命のぬけがら。
まだ、がんばってます。
空蝉の脚の確かさ眼の確かさ 後藤比奈夫
岩に爪たてて空蝉泥まみれ 西東三鬼
私の家の廻りでも「空蝉」を良く見ます。
今にも落ちそうなのに落ちることなく、
不思議な力が宿っているように感じてしまいます。
また是非、俳句をご紹介下さい。よろしくお願い致します。
小春日和さんへ
空蝉は、古来いろいろ書かれたり、詠まれたりしてますね。
身近なもので、多くのものを感じてしまいます。
昔の人もそうだったんでしょうね。
抜け殻の成分は、カニなどと同じキチンというもののようです。
含窒素多糖高分子だそうです。
(ついつい、こんな風に調べてしまいます。)
こんな句も
空蝉のごとく服脱ぐ背を明けて 加藤三七子
女性らしくていいですね。
こちらこそ、小春日和さんの句 楽しみに、いつも拝見しております。
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