読売新聞 平成23年1月7日
お勉強になる記事がありました。
「年が明ける」 の「年」は、 「去年」のこと、 「今年」のこと ?
「夜が明ける」、「梅雨が明ける」は、その時間帯、期間が終わる
ことをいう。
とすると、「年が明ける」は、去年が終わったという意味になる。
「新年が明ける」は、「古い年が明けて新年になった」という移り変わりの
結果である「新年」を強調した表現といえる。
「水が沸いてお湯になった」のを「お湯が沸く」というのに似た言い方。
「卵がかえる」とも「ひよこがかえる」ともいえます。
「年が明ける」は、「去年」、「今年」のどちらに気持ちが多く向いているかで、
ふた通りのとらえ方ができるという。
なるほど、どちらでもいいんだ。
お勉強になりました。