小学生の3年生ころだったでしょうか。
父親に 分度器 を買ってもらい。
すごく感激したことを憶えている。
何か違った世界の入口に立ったようであった。
それは、角度。
30度、60度、90度。
未知のものであった。
これから何が起こるかと思った。
角度。
とがった奴も、 とがってない奴も、 皆いい奴だ。
2点C、Dが直線ABについて同じ側にあるとき
∠ACB=∠ADB
が成り立つならば、4点A、B、C、Dは1つの円周上にある。
(円周角の定理の逆)
C、Dのような点(角)をつなげれば、 とがっていても、まるく円になってゆく。
たまたま、先週土曜日のNHK BS2 俳句王国 に 高校生の
素晴らしい句があった。
分度器の弧を撫でてをり夜の秋 清水栄里
(ぶんどきの こをなでており よるのあき)
いい句です。