読売新聞 平成22年5月27日
浅草寺の雷門。
江戸時代に3度焼失し、1865年の田原町の大火以降は、
総門がない状態が戦後まで続いた。
一方、本堂は東京大空襲で焼けたが、1958年再建された。
そして、雷門の再建は、寺の悲願となった。
そんなころ、松下幸之助氏の関節痛治癒の祈願が持ち込まれた。
貫首(かんす)が一心にお祈りすると、痛みは数週間で和らいでしまった。
松下幸之助氏は、お礼に雷門の再建費用の全額を寄付した。
こうして、1960年 95年ぶりに雷門が蘇った。
雷門は 高齢の方には、なくて当たり前であったが、現在は浅草の顔、
大事な財産となっている。
大提灯は
高さ3.9m、重さ700kgという。
少々の風ではびくともしない。
社名が パナソニック となって 今後はどうするんでしょうね。
