金星探査機

金星探査機


    静岡新聞  平成22年5月21日  夕刊


金星探査機「あかつき」の打ち上げが成功した。


宇宙ヨット実証機 「イカロス」 も一緒だ。
この推進力は、光なのだ。
1辺が14mの四角い薄膜の帆を広げ、太陽の光の粒子を風の
ように受けて進む。 航行に成功すれば世界初の快挙となる。


  漱石の「三四郎」の中に、光の圧力の実験の場面が出てくる。

    三四郎は大いに驚いた。驚くとともに光線にどんな圧力が
    あって、その圧力がどんな役に立つんだか、まったく要領
    を得るに苦しんだ。

  光圧が役に立つときがきたのだ。

  夏目漱石、寺田寅彦が生きていたら、どんなに喜んだろう。
   (車もテレビもない明治に、両人はすでに光圧の話をしていた。)



「イカロス」よ、ぜひ成功して、世界を驚かせてくれ。


同じカテゴリー(エコ日記)の記事
2000年の重み
2000年の重み(2014-04-27 08:15)

用水の蓋にらくがき
用水の蓋にらくがき(2014-04-26 12:07)

カーブミラー
カーブミラー(2012-08-21 19:56)

まことに小さなお宮
まことに小さなお宮(2012-08-20 19:24)

兆 気になる記事
兆 気になる記事(2012-08-17 07:30)

相棒
相棒(2012-08-16 07:30)

この記事へのコメント
あかつきには、宇宙少年団で子どもたちが書いたメッセージが転写されています(^-^)
いよいよ打ち上げ、金星へ…嬉しいですね。

金星人はいたのかな?と思う私は、発想が子ども並みかも(いえ、下かな?)(^_^;)
Posted by 美和 at 2010年05月23日 22:32
美和さんへ
すばらしいことですねー。
こどもたちもワクワクしいることでしょうね。
金星探査は世界が注目していますよね。

どんな成果が出るか ほんとたのしみです。

いくつになっても何かしら夢をもっていたい。
Posted by ヒロさん at 2010年05月24日 22:15
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
金星探査機
    コメント(2)