静岡新聞 平成22年2月23日
藤田まことさん が逝かれて、時代劇プロデューサーの 能村庸一氏 が
記事を寄せている。
下積みの時代を忘れない人なのだ。朝の楽屋あいさつも廃止。
「どうしても来る方は1万円を持ってきて下さい」。こんな時でも笑い
にしてしまった。 (若手へのおもいやりから。)
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俳優とし役を掘り下げる一方で、常に仕事の場を明るくしてくれた
芸人魂。こんなスターはもう出ない。
共演者やスタッフ、多くの人たちに慕われていたようだ。
私が憶えているのは、
「てなもんや三度笠」からだ。 この映画も見た。
(あたり前田だのクラッカーもよく食べた。)
その後、藤田さんは、キャバレー回りをしていた、そんな
ポスターも見た憶えがある。
「必殺シリーズ」 中村主人 、 これまたよく見た。
主題歌もよかった。
「はぐれ刑事純情派」 安浦刑事 、 これまたよかった。
最近の映画
「明日への遺言」 岡田資 、 陸軍中将 役を演じた。
日本男子を見た。
部下をかばい「私ひとりが一切の責任を負う」として、
B級戦犯として絞首刑になった岡田役を熱演した。
藤田さん いろいろな 思い出を ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りします。