今年の長い梅雨から、今日まで。
なんと、自然災害の多いことか。
雨、豪雨、洪水、がけ崩れ、強風、竜巻、地震、台風・・・ 。
不謹慎な考え方かも知れないが、
被害にあっても、悲しんでばかりいられない。
ただちに、
救出、道路・鉄道・電気・水道などの復旧、水や泥の排出、
家の中などの片づけ。
ほとんどの場合、文句を言っていけるところはない。
もくもくと、目の前のものをかたずけ、食事の支度などしなければならない。
(無論、何も出来ないほどに被害が大きい場合もあるが)
壊れたら作る、また、壊れたら作る。
少しづつ、創意工夫もする。
昔から、自然災害の多い日本の人々は、これを延々と延々と繰り返して来た。
過ぎたことを、起きてしまったことを、いつまでもくよくよしてはいられない。
子供が腹を空かして泣いておれば、食わしていかなければならない。
明日はいい日になると信じて、前向きに生きるしかない。
それこそ、過去は水に流して明日に向かっていくしかない。
自然災害大国日本。 (悲しみの中から、)
それが、辛抱強い、勤勉な、細やかな、前向きな日本人をつくった。
と、思ってしまう。