「47番の投球論」 工藤公康著 KKベストセラーズ発行
工藤公康投手(横浜ベイスターズ)、今年5月で満46歳。
日本球界現役最年長選手である。
甲子園時代、西武時代からはじまり今日までずっと
応援してきている投手である。
西武時代の茶目っ気のあった工藤投手も最年長選手なんだ。
早いもんだ。
その工藤投手が本を出した。
素晴らしい内容だ。大変勉強になる。
まずはひとつ紹介したい。
少し要約して、
「小さい頃は、野球だけでなくいろんなスポーツをやって
楽しんだ。そして、その前に
ビー玉やメンコ、コマまわし
といった遊びをしていた。これが知らず知らずのうちに
野球につながっていた。つまり、ベーゴマやコマを投げて
まわす手の動きはカーブを投げるときの動きに通じて
いた。僕は自慢ではありませんが、カーブの投げ方を
誰からも教わったことがない。
友達とコマで遊んでいる
なかで、カーブを投げるときの動きをし、それを体が
覚えていたんです。
また、
遊びはルールを守ることや仲間とのコミニュケーション
といった、子供の世界であるが、社会勉強に通じていた。」
こどもの頃の、仲間と遊ぶことが、のちのちの人生に物凄く
必要なことで大事なことなのだ。