
「東京大空襲 昭和20年3月10日の記録」
早乙女勝元著 岩波新書
38年前若かりしころ読んだ本である。
自分には、あまりにも衝撃的な本であった。
(大阪万博1970年の翌年のことであった。)
昨日は、東京大空襲があった3月10日。
あれから64回目の3月10日である。
死者数7万とも8万とも、10万人以上とも言われる。
約2時間半の無差別絨緞爆撃であった。
ただ手を合わせさせていただくしかない。
二度とおこしてはいけない。
もうすぐ、いつものように 隅田川に 桜 が咲き、人々が集う。
著者の早乙女勝元氏は、山田洋次監督の「下町の太陽」制作に対して、
アドバイスをしている。また、山田監督をはじめて葛飾柴又に案内したと言われている。