
読売新聞 朝刊 平成20年10月26日
食品工場の地下水よりシアン検出。
商品回収。
とある。
記事によると、
9月18日採取分 シアン 0.02mg/L
9月25日採取分 シアン 0.03mg/L
10月 7日採取分 シアン 0.03mg/L
検出したという。
基準値は、0.01mg/L。
9月は、3ケ月に一度の検査。10月は、年に1度の検査。
そして、公表となったようだ。
千葉県柏市で検査したところ、
10月24日採取分 シアン 基準値未満(0.002mg/L)であったと
25日に発表された。
原因は、まだ不明とのこと。
自分的には、ちょっと腑に落ちない。
様々な検査方法、
吸光光度法、イオンクロマトグラフ法、イオンクロマトグラフ-ポストカラム吸光光度法
などを駆使して、いろいろな角度から調査を行うことがよいかも知れない。
検査設備と試薬があれば一両日で結果は出る。
原因がはっきりしないと、不安である。
今後の調査・報道を待ちたい。
伊藤ハムのシアン検出については、調査対策委員会が「塩素が不足したためと」報告していましたが、実は厚生労働省の試験法で使用する「酒石酸」が原因のようです。
リンクを参考してください。
http://www.rondan.co.jp/html/mail/index.html
通りすがりの太郎さんへ
「酒石酸」が原因であった可能性は、かなり高いかも知れませんね。
そう考える方が、いろいろとつじつまがあってくるように思えますね。
コメントありがとうございます。
すいません、書かしてもらいました。
厚生労働省側では、11/27にすでに認めていました。
http://suidou-kawasan.web.infoseek.co.jp/topix/topix.htm
(日水協衛生常設調査委・シアンの検査方法を検討(11/27日本水道新聞)
『厚生労働省の○○・水道課水道水質管理官が最近の水道行政の動向について解説した。 「シアン化物イオンおよび塩化シアン」の検査では、塩化シアンの安定化のため試料採取時に酒石酸緩衝液を添加するが、これにより多くの塩化シアンが検出されることになる。そこで水質試験方法等調査専門委員会無機物部会では、これに代わる緩衝液を検討している。』
伊藤ハムだけは別対応なんておかしいですね^^
通りすがりの太郎さんへ
もともと、リン酸緩衝液であったならば、どうなっていたんでしょうね。
自分なりには、すきっきりしつつありますが、
他の面を考えるとどうなんでしょうかね。
情報ありがとうこ゜ざいました。
リン酸緩衝液、フタル酸緩衝液、酢酸緩衝液を使えば不適となるような結果は出ません。自分は実験しました。
硫酸でpHを酸性にしても不適にはなりません。
もっとも、何も入れなくても検査は出来ました。もともと、緩衝液など入れなくても1日くらいは塩化シアンは安定でした。
調査対策委員会はこれからの 若い技術者のためにも、正しい報告をして欲しいと思っています。
自分が悪いときは素直に謝る。
その姿勢が、今の日本人には欠けているのだと思います。
通りすがりの太郎さんへ
コメントありがとうございます。
私は、長年排水分析に携わって来ましたが、地下水でしたら、
変な夾雑物もないので、あなとのおっしゃる、緩衝液は酒石酸でないもの
また、入れなくても分析できることなどは、充分考えられますよね。
私は、実験してないですが、その通りと思いますね。
潔い人がめっきり少なくなりましたね。
これから先が、本当に心配です。
同感であります。
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