ちょっとした用事があって、アクトシティーに行った。
大ホールに何か観にくるか、パーティーか、講演か、法務局かぐらいでしか、来ないところ。
年に数えるくらいしか来ない。
そんな回数だから、いつも、どこへどう行ったらよいかわからない。
エレベーターは、階段はどこ、そして、どこにどうつながっているの。 トイレはどこ。
地下駐車場に車を止めたはいいが、帰り、赤のエリアは、黄のエリアはどこからどう入って行くの。
これって、ボケなんでしょうか、それとも通路が複雑過ぎる、それとも案内表示が
不親切なんでしょうか。
考えると、夜も眠れない。
さて、突然ですが、エレベーターってどう数えるんでしょうか。
基、台を使うらしい。
据えてあるものなので「基」で数える。
移動する乗り物としては、「台」で数えるらしい。
例えば、「満員であったためエレベーターを1台乗り過ごした」とは言うが、
「・・・1基乗り過ごした」とは言わない。
らしい。
では、大ホールで観たりする、演劇は、 本、作、作品、回、度、公演などを使う。
上演作品数は「本」で数える。
公演数は「回」「度」「公演」などと数える。
日本人でも、かなりややこしい。
日本語には、いろんなものに、いろんな助数詞があり、かつ、使い分ける。
外国人が憶えようとしたら、ほとんど不可能に近い感じがしてしまう。
有名なものに、烏賊の「杯」「匹」「本」、豆腐の「丁」などなど。
犬には「匹」「頭」が使われる。
人間が抱きかかえられる程度の大きさの小型・中型犬は「匹」で数え、
それよりも大きい犬は「頭」で数える。
日本人なら、言われてみれば、なんとなくわかるが・・・ 。
どうでもいいような気もするが、少し意味があって使い分けていたりする。
(その少しの意味を知りたくなったりする変な自分がいる。)
日本語って、なんなんでしょうね。