私の生まれる確率はゼロ

私の生まれる確率はゼロ

昨日の続きですが、
私のご先祖様は、鎌倉時代の後半まで、さかのぼると現在の地球人口
66億人とほぼ同じ数になります。

生物は、それぞれによって、いろいろな増殖の仕方をします。我々、人類の場合
受精卵から、細胞分裂を繰り返しながら、人の誕生となります。
卵は、すごい数の精子(1回に数千万~数億個)の内、普通1個と受精し、受精卵ができます。
したがって、受精する確率は1/数千万~数億となります。これを仮に、2千万をもちいて、
少数で表せば、0.00000005となります。
お父さん、お母さんもこの確率で生まれる。自分が生まれる確率は、鎌倉時代からでは、
この同じ数を66億回掛けます。

さらに、本当は、人類誕生の500万年前までの、ご先祖様の数を求めて、その
とんでもない数まで、掛け合わせなければなりません。
  ・・・・・

そう、私の生まれる確率は、限りなくゼロになる。
生まれるはずもないのに、生まれ存在している。

生命とは、とんでもなく、神聖で、神秘なものと言わざるをえません。

お父さんが、その夜ビールを飲んでいたら、他の人が生まれていたかも知れません。

また、お父さん、お母さんの出会う確率まで考慮したら・・・


「人ひとりの命は、地球より重い」と表現する場合がありますが、
あながち、大袈裟とはいえません。

地球上の生き物がみーんな、こんな調子です。

こうして、考えると地球上の生き物みんな、いとおしくなるのは
私だけでしょうか。


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この記事へのコメント
はじめまして!

素敵な記事ですね^^

感謝です。
Posted by キョウセイ at 2008年07月09日 00:56
キョウセイさんへ

コメントありがとうございます。

キョウセイさんのおっしゃる「私にできるのは回復のお手伝いだけです。」
は、私の仕事にも、まさに通じるところがあります。

水処理の生物処理では、水に空気を送り、微生物に水をキレイにして
もらっています。一般的には、トイレの浄化槽をイメージしていただければ
よろしいです。

我々は、いかに、水処理に良い微生物を発生させ、活動してもらうか、彼ら
の活動しやすい環境を整えるか、のお手伝いをしているに過ぎません。

水処理しているのは、彼ら微生物なのです。

水処理の微生物は、どんなものか、現在ほとんどわかっていません。
1割2割わかっているような、わかっていないような世界です。

さらに、微生物どうしどのように、かかわっているかとなると、その解明
は現在、お手上げ状態といっても、過言ではありません。

台所の三角コーナーのぬめりはそういう状態です。

わからないのに、水処理してくれて、我々は応用しております。

微生物君に、大感謝なんです。
Posted by ヒロさん at 2008年07月09日 11:21
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