静岡新聞 平成22年11月22日 夕刊
英国が日本を心配してくれている。
英誌 エコノミスト最新号 は 「未知の領域に踏み込む」 と題し、
高齢化の進行する日本特集を掲載。
前例のない急速な高齢化の進行と労働力人口の減少が、
日本経済と社会に大きな影響を及ぼしている。
GDPでは、今年中国に抜かれ、50年までにはインド、ブラジル
インドネシア、メキシコ、トルコにも抜かれると予測。
日本が高齢化と人口減少にどう取り組むかを世界は注視している。
世界に追い付け、追い越せでやって来た日本。
米国などお手本に頑張ってきた。
世界一性能のいい車もできるようになった。
日本のお手本とすべきものは、ある意味 もうないのだ と日本人自身が
自覚すべきときがきたと思う。
高齢化と国の成長の両立 という問題 どの国も経験してないことに、
日本は、さきがけて 取り組まなければならない。