読売新聞 平成22年6月17日
「大昆虫博 日本人と虫たちの深く長い歴史」 が
江戸東京博物館 で開かれる
会期 6月22日~9月5日
会館時間 9時30分~17時30分(土曜日は19時30分まで)
入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(7月19日は開館、翌20日休館)
虫好きの著名人のことばが寄せられている。
そのひとり 養老孟司氏のことば
まず言いたい。虫捕りは、子育てに必要です。
何がいいって、外に行って感覚をすべて開くこと。
現代の生活は、気温も照明もコントロールされて変化が
ないから、「微妙な違い」をとらえる感覚が鈍る。
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生後1か月の赤ちゃんは、お母さんのお乳の匂いを区別できる。
最初に豊かな感覚を与えられなかった子どもは、生涯、精神が
貧しい。
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虫捕りは、学習の基本なんです。
昆虫から学ぶことは実に多い と思う。
また、魚など なんでもいい 他の生き物を観察し学ぶことは
ヒトを学ぶことにもなる 。
水処理 微生物 の仕事をしていると そんなふうに思えてしまう。
(とても彼らにはかなわない。)
『鉄腕アトム』の手塚治虫(本名 手塚治)氏も 虫が大好きな少年であった。
治虫の虫は、虫のオサムシにちなんだもので、彼の小学4年からもちいて
いるペンネームなのだ。