蛙

     「草野心平詩全景」  筑摩書房


自宅の周りには、田んぼが多い。
雨に蛙たちが喜んで、うるさいほど合唱しているが、私には心地よい。

詩人 草野心平(明36~昭63)の詩でも読んでみたくなった。
浜松の鰻にちなんでではないが、


      定本「蛙」  より

    鰻と蛙

  カキクケコ
  カキクケコ
  ラリルレロ
  ラリルレロ
  ガッガッガ
  ガギグゲゴ
  ラリルレロ

     なあんだ。 鰻だ。
     鰻がとほるんだ。

  カキクケコ
  カキクケコ
  ラリルレロ
  ラリルレロ
  ガッガッガ
  ガギグゲゴ
  ラリルレロ


多数の蛙の詩をつくった 草野心平 。
顔がどことなく蛙に似ていると思ってしまうのは、
私だけだろうか。

草野心平の 蛙の詩も
とぼけたような顔をもつ蛙そのものも いいですねー。


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この記事へのコメント
こんばんは

昔の詩って、見タコトナイケド・ナツカシイ ような光景がありますね。

現代では、俳句すら合理的な作品があったりして・・・

カエルと言えば、知人に聞いた話ですが
田んぼを持っている家に、近所の人から
「カエルの鳴き声がうるさいので、なんとかしてくれ」
という苦情が来たとか。

あちゃー、世も末だねー・・・と思ったものです。

なにか、ココロノビョウキなのでしょうか。
事情があるのでしょうが・・・
元気を取り戻してほしいです・・・
Posted by サンダーのママサンダーのママ at 2010年06月16日 01:41
サンダーのママさんへ
いろんな方がいらっしゃいますね。

蛙がいなくなったら、ヒトもいなくなります。
のにね。

いろんなもののお陰で生きていけるんですよね。
そんなものたちへ感謝感謝です。


私、草野心平なぜか、好きなんですね。
Posted by ヒロさん at 2010年06月16日 21:45
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    コメント(2)