「草野心平詩全景」 筑摩書房
自宅の周りには、田んぼが多い。
雨に蛙たちが喜んで、うるさいほど合唱しているが、私には心地よい。
詩人 草野心平(明36~昭63)の詩でも読んでみたくなった。
浜松の鰻にちなんでではないが、
定本「蛙」 より
鰻と蛙
カキクケコ
カキクケコ
ラリルレロ
ラリルレロ
ガッガッガ
ガギグゲゴ
ラリルレロ
なあんだ。 鰻だ。
鰻がとほるんだ。
カキクケコ
カキクケコ
ラリルレロ
ラリルレロ
ガッガッガ
ガギグゲゴ
ラリルレロ
多数の蛙の詩をつくった 草野心平 。
顔がどことなく蛙に似ていると思ってしまうのは、
私だけだろうか。
草野心平の 蛙の詩も
とぼけたような顔をもつ蛙そのものも いいですねー。