雪国

雪国


   「雪国」  川端康成著 角川文庫

ご存知 ノーベル賞作家 川端康成 の名著である。

冒頭のあまりに有名な文章。

   国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
   夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。

「長いトンネル」は、上越線の清水トンネルである。
複線化に伴い、1967年より当時の旧清水トンネルは上り線用となった。

トンネルを抜けると土樽駅である。これが当時の「信号所」と思われている。
駅が小さくて信号所に止まったとか・・・、駅ほどでない駅を意味して、
「信号所」なのである。
「信号所」で、そういうことを表現している。


この「信号所」から、新潟方面に少し行くと、小説の舞台の越後湯沢である。


雪国、妖艶な女性に出会うであろうか。

からっ風は 雪国から山越えてやってきたのか。

からっ風よ、妖艶な雪女を 連れてこい。


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この記事へのコメント
想像だけでなく分析して読むのも面白いですね。

雪国の雪女は様になるけど
空っ風に雪女は、途中で消えそう・・・

子供の時の童話の雪女のイメージで
こう言う先入観に縛られてはダメですね('_')
Posted by hana-hanahana-hana at 2010年01月28日 13:35
hana-hanaさんへ
読み解くと、何か潜んでいたりすることがありますね。
そんなのを発見したりすると、嬉しいものです。

雪女、 どうしてつくられ、どうして人々のあいだに、
広まったのでしょうかね。
興味深いです。
Posted by ヒロさん at 2010年01月28日 23:44
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    コメント(2)