サクラエビ漁

サクラエビ漁

   静岡新聞 平成21年11月1日


サクラエビ いいですね。
かき揚げなど最高ですね。


天皇、皇后両陛下をお迎えしての、
「第29回全国豊かな海づくり大会」において、
由比港漁協と大井川港漁協が、
功績団体・資源管理型漁業部門で最高賞の大会会長賞を初受賞した。

両漁協さん、おめでとうございます。

駿河湾だけで行われるサクラエビ漁は、明治27年に始まった。
資源確保のため漁期を春と秋の年2回に定めている。

また、昭和52年から乱獲防止を目的に 水揚げ金 を漁業者に公平に
分配する。

  (海の幸、ある意味誰のものでもない。)


結果、我々は サクラエビ を身近に見、ときどきは食すことができる。

山は富士山の3776m、海は日本一深い駿河湾・海底2500mの静岡県に住んで幸せだ。


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この記事へのコメント
「水揚げ金を漁業者に平等に分配する。」
これはすごいことですね。

根こそぎ 資源を我が物顔で占有する風潮の中
こんな工夫をずっと続けている団体が
身近にあったことを 知りませんでした。

やったもん勝ちが はびこらないよう
ずっと続けてほしい取り組みですね。
Posted by げんきくんげんきくん at 2009年11月08日 10:59
げんきさんへ
>「水揚げ金を漁業者に平等に分配する。」
うそのような感じがしますけど、ほんとなんですよね。
私は、以前テレビで知りました。

「平等には、 」   競争がなくなってしまうようですが、
ときと場合によりますね。

むしろ、競争がないほうがいい場合もあります。
明治からの富国強兵などできたのも、私的には、江戸時代が
あったからこそできたと思っております。

江戸時代260年間は、成長率ゼロパーセントで、職業も世襲性で
なんの発展もなかったように(数字の上では)、なんのおもしろみも
なかったような時代ですが、
どっこい、技術も芸術も発展していた。
なにもすることないから、競争ないから、のんびり気長な研究ができた。
数学、建築などすごいと思います。
たとえば、金箔の技術は現在の携帯電話などに生かされている。
芸術では、印象派に影響を与えた浮世絵がありますね。
「江戸しぐさ」は、だてに生まれた訳ではないですね。
ゼロ成長の中、暮らしの安定から、精神の安定から生まれたもの
かも知れませんね。

日本人は、競争よりも、競争せずにも いいものを創り出す能力を
持ち合わせてますね。
そんな気がしてます。

世界と競争せずに、発展する道もあるかも知れませんね。
誰もやっていない、世界が目を向けていないことで、
人びとに役にたつものを創り出し、世界の先頭を走る。
Posted by ヒロさん at 2009年11月08日 20:08
競い合うというのは
人間に与えられた本能のような気がします。

多分 浮世絵一つ産みだすにも
工芸品を作るにも
ライバルの存在というのは 微妙に作用したと思います。
切磋琢磨は 成長には必要な ビタミンみたいなものではないのかと。

ただし 何事も過剰な意識は 禁物ですね。


サクラエビ漁などのように
 有限の資源を獲る行為や

 次の世代まで残しておきたい山や川を
 私利私欲のために使ってしまうような

 目先の損得で先を競って
 我が物にしてしまう競争心は困りものですね。

隣人である中国や北朝鮮 韓国とも
 仲良くやれたら 本当にいいのにと
 僕も 考えますが
 
競争心を煽るような人達や風潮が
 最近とみに増えたようで 気になっています。

また色々 教えてください。
 とても 考えさせられ感謝しています。
  
Posted by げんきくんげんきくん at 2009年11月09日 18:41
げんきさんへ
全く同感であります。

競争は少なからず、必ずどこにでもありますね。
でも、行き過ぎた競争からは、勝っても、負けても、あまり得るもの
がないような気がします。
なにごともほどほどがよろしいようで。

また、初めは競争がなかったのに、いいものであれば必ず
誰かが追いついてきて、競争に巻き込まれます。
そのときには、そこを抜けだして他のことをしている。
考えている。
そして、これ全体をある意味競争と考えてもいいかも知れません。
(自分的には、こんな風にできたらいいなと思っております。
 先を走りたい。)


江戸時代は、やはり、今からすれば、超貧しかったですね。
庶民は、借金生活であった。
にもかかわらず、
   鎖国が解けて明治になったとき、多くの外国人
   が日本に来た、彼らは異句同音に、この国は
   美しく、貧しいのに人々はなんと明るいことか
と、帰国後に、書き残した。
  (そして、ジャポニズムが起きた。)


日本人は、本来貧しくても明るい国民であった。

今の日本には、なんでもある。
しかし、こころは反対に貧しくなったような。
Posted by ヒロさん at 2009年11月09日 20:01
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