夏目雅子さんの句

夏目雅子さんの句
   「優日雅 夏目雅子ふたたび」 森英介著 小達スエ編集協力 実業之日本社発行

昨日の 9・11 、そう9・11 は、女優 夏目雅子さんのご命日でありまります。
27歳で逝ってしまわれました。
1957.12.17(昭和32)生まれ~1985.9.11(昭和60)に逝かれました。
テレビドラマ「西遊記」('78)、映画「鬼龍院花子の生涯」('82)など、素晴らしい作品を
多く残されました。

優日雅(ゆうにちが)は、戒名であります。
  優・・・優しい慈悲の心を持った雅子
  日・・・太陽のように、誰にでも明るく温かく包み込んだ雅子
  雅・・・雅子の名前から
の意味が込められている。


この本の中に、彼女の俳句がある。

亡くなる約40日前、8月2日の夜、慶応病院から近い神宮の森で花火大会があった。
病室は、3階で神宮の森が見える見通しのよい部屋だった。
大きな窓の向こうの夜空に、打ち上がる豪華な花火・・・
だが締め切ってあるためその花火には音がない。
旦那様の伊集院氏に抱きかかえてもらって一瞬の空の輝きを病室の窓から見た。

という。
そして、詠んだ句

   間断の音なき空に星花火

(「星花火」は、雅子さんが作った造語だとされている。)

急性骨髄性白血病、急性肺炎で逝ってしまわれた。

雅子さんのお母様が始められた夏目雅子ひまわり基金があります。

そのお母様は、今年5月10日、74歳で、雅子さんのところに逝かれた。






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