静岡新聞 夕刊 平成20年12月20日
一般会計予算 財務省原案が出た。
88兆円を使おうということ。 日本はじまって以来過去最高の額である。
88兆円のでどこは、
税収 46兆円
税外収入 9兆円 (各省庁の財布・特別会計からの6兆円を含む、
いわゆる埋蔵金、もとは税金である。)
国債発行 33兆円 (国債を発行して借金する)
合計 88兆円 (ここでは1,000億円以下切り捨ててある。)
これで、本当に景気が良くなるであろうか。
(いつもの通り、借金して収入以上を使おうというのだ。)
国債残高800兆円あるのに、さらに33兆円増える。
800兆円は、すでに使ってしまったのだ。
使ってしまったのは、私たちの世代以上の人たちだ。
そして、私たち世代以上の人たちが国債を持っている。
しかし、これから頑張って、稼いで税金払って800兆円返すのは、
これからの若者たちだ。
内定取り消しになってしまたりしている若者たちだ。
筑紫哲也さんが言っていた。
「今の社会、老人にも、若者にも投資してない。」
と。
若者よ!!ごめんなさい。
国債を持っている人は、国債の償還を辞退する。
つまりは、国に寄付することになる。
そうすれば、若者に借金を払ってもらわなくても済む。
のかな。
戦後直後、昭和21年、預金封鎖というのがあった。
自分のお金なのに、銀行などからおろせなくなってしまったのだ。
子や孫、将来の人たちのために、なんとしても50代、60代は
まだまだ、頑張らなければならない。 と思ってしまう。