案山子

ヒロさん

2010年08月22日 00:11




    袋井と磐田の間 新幹線北側


いくつもの 案山子(かかし)が 道路に沿って並んでいる。

気持ちが ふっと なごむ。


「案山子」は、秋の季語である。  別のいいかたでは、

  そめ、おどし、おどせ、おどろかし、とぼし、とうぼし、鎌しめ、
  嗅し(かがし)、焼しめ、かかし、鳥威し(とりおどし) 

などある。  それぞれの名に意味があるようだ。


かかし にはふつう三通りある。
  ・田の神を迎えて豊穣を祈り、害を避けようとする方法で、神の依代の
   人形や神札を田畑に立てたり、注連を張ったりする。
   地方によって違うが そめ、おどし、とぼしなどと言う。
   鎌と鍬とに菅笠を着せて立てるのを鎌しめと言う。
  ・襤褸(ぼろ)・毛髪・獣肉・魚の頭など、悪臭のあるものを焼いて
   串に挟んだり、注連に下げたりする。これを嗅しや焼しめと言う。
  ・物音を立てたり、鳥獣をつるし下げて恐れさせる方法。
以上を総称して案山子という  (と歳時記にあった) 。

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