ジェル 着火剤

ヒロさん

2010年07月21日 00:17




     静岡新聞  平成22年7月20日

ジェル状着火剤でバーベキュー中に、大やけど というニュースを知った。

回復を祈るばかりだ。


このニュースには、大変驚いた。  次の2点で驚いた。

こういうものが売られていることに驚いた。
こういうものがあるとは今回、初めて知った。
  新聞紙や枯れ葉などを使用せず、簡単に火がつくのがいいのだろうか。
  便利なものは、反面不便であったり、危険であったりすることはよくある
  ことである。

もうひとつは、着火剤の成分に驚いた。
  化学的知識をもってしても、扱いはかなり危険なものであると思う。
  知識と扱いかたとは、ある意味別物である。
  (知っていても扱えない場合もある)
  成分は、ニュースでは、メタノールと言っていた。 ジェルは多価アルコールの
  ジエチレングリコールあたりであろうか。

   メタノール  消防法第4類危険物(アルコール類)、
      引火点11℃、発火点470℃、 引火の危険性が高い、また、揮発性も高く
      爆発の恐れもある

   ジエチレングリコール  消防法第4類危険物(第3石油類) 
      引火点111℃、発火点398℃ 

   (危険物の第4類は、引火性液体である)
   (引火点、発火点は測定方法やその条件により、その数値が変わります)




着火剤容器中に、メタノールが気化して充満している場合もあろう。
私的には、この2成分、このような用途には使いたくない しろものである。


人類の特徴、
  直立歩行、 道具をつくること、 火を使うこと

火を使うことが少なくなった現代だからこそ、火の長所、危険なこと、
扱いについては よくよく知っておかなければならない。
子供にも 早いうちから 教えておかないといけない。

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