鍾乳洞

ヒロさん

2009年11月19日 00:11




真珠、貝殻、サンゴなどは炭酸カルシウムで出来ていることは、先日の記事にしたが、
鍾乳洞の石灰岩もまた主成分は、炭酸カルシウムである。

現在の大気の酸素の前にあった、原始地球の多量の二酸化炭素の一部が石灰岩に
なっている。およそ27億年前生物によりつくりだされた。

鍾乳洞の空洞は、雨水や地下水の浸食によってできた。
また、つららは鍾乳石といい、炭酸カルシウムが再結晶したものだ。
つららから水滴が落ち下から上に成長したものを石筍(せきじゅん)といい、
鍾乳石と石筍のつながったものを石柱といっている。


1cm成長するに、
  鍾乳石は約70年、石筍は約130年の時間を要するといわれる。


およそ、人の一生をかけて、たった 1cm 伸びるだけなのだ。



もともとは、生物がつくり、長い間に浸食され空洞ができ、また、長い時間を
かけて、つらら鍾乳石などができた、    まさに、神秘な鍾乳洞だ。

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