温度とそのデータ取り
卓上時計に温度計がついたもの 写真とは直接関係ないが
昨日の打合せの中で、相談を受けた。
あるものを乾燥機で乾燥したい。
温度を制御し、徐々に上げて行きたい。
その時、テスト上注意する点をお話した。
ついつい、デジタルで表示されている数値のみを云々することになったりするが、
・温度センサーのオーブン内の位置
・ヒーターの位置
・乾燥されるものの形状、置き方、接し方、数、種類など
・乾燥されるものの温度の伝わり方、温度分布
・乾燥機内の温度分布
・乾燥機内の空気は循環か排気があるか、吸気はどうか
・測定誤差はどのくらいか
などなどを、考慮した上で、データを解析する必要がある。
でないと、データを読み間違えることがある。
真実とデータがあっていなかったりする。
冷蔵庫も同様であり、1点だけの温度測定で、
内部のすべてがその温度だと思ってはいけない。
飛躍するが、現在、様々なものがブラックボックス化している。
中身を把握した上で、データを見ないととんでもないことになったりする。
どんなことにも、通じることである。
そんな旨を、お話した。
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