二つの 石原村
びぶれ浜松 (静岡新聞) 平成22年12月9日号
大昔、石原村 (現在 浜松市東区豊町内) の何軒かの家が、天竜川の大洪水
によって芳川地区にまで流された。
流された人たちはここに新しい石原村 (現在 浜松市南区石原町) をつくった。
二つの石原村、本当によく通るのだが、
そんな関係があったとは、恥ずかしながら知らなかった。
本家の石原村は、現在 「字」 となってしまい、 その地元の若い人では
石原であることを知らない人がいるほどである。
こちらの石原 地元では現在、「豊町下」といっているので、
なおのこと、 本家の石原は 消えつつある。
一方、流されてできた 芳川の 石原は 町名としてちゃんと残った。
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