ヒロさん

2010年06月16日 00:11



     「草野心平詩全景」  筑摩書房


自宅の周りには、田んぼが多い。
雨に蛙たちが喜んで、うるさいほど合唱しているが、私には心地よい。

詩人 草野心平(明36~昭63)の詩でも読んでみたくなった。
浜松の鰻にちなんでではないが、


      定本「蛙」  より

    鰻と蛙

  カキクケコ
  カキクケコ
  ラリルレロ
  ラリルレロ
  ガッガッガ
  ガギグゲゴ
  ラリルレロ

     なあんだ。 鰻だ。
     鰻がとほるんだ。

  カキクケコ
  カキクケコ
  ラリルレロ
  ラリルレロ
  ガッガッガ
  ガギグゲゴ
  ラリルレロ


多数の蛙の詩をつくった 草野心平 。
顔がどことなく蛙に似ていると思ってしまうのは、
私だけだろうか。

草野心平の 蛙の詩も
とぼけたような顔をもつ蛙そのものも いいですねー。

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