特別会計
静岡新聞 平成21年11月16日
国の「事業仕分け」において 特別会計 にメスが入った。
一概には言えないが、簡単に言うと、各省庁と族議員で予算組みし、
使ってきた
特別会計(現在21ある。)。
財務省のチェックも甘く無駄遣いの温床と言われている。
年金特別会計(厚労省)、社会資本整備特別会計(国交省)などなど。
一般会計と特別会計は、複雑に入り組んでおり、分かりにくく手がつきにくい。
一般会計は国会審議を経るが、特別会計は国会審議を経ない。
一般会計と特別会計の合計、重複分を除いて、
純計額206.5兆円(2009年度日本の財政)。
一方、国の借金860兆円。
(国民ひとりあたり(0歳児からお年寄りまで)、約660万円の借金ということ。)
もう使ってしまったツケは、子や孫が払うことに。
プロの将棋は、形勢が悪くならないように、ならないように指すが、
素人の将棋は、悪くなってから考える。
ひどいときは、もうほとんど詰んでいるのに長考したりする。
日本の財政は、素人の将棋の感がある。
若者よ!! ごめんなさい。
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