子供のあそび
子供のあそび ほど 大事なものは ない。
と思えるほど大事なことと思っている。
前のお家の小学生が、自分の家のブロック塀に
チョークで書き、なにやら遊んだのだろう。
私も小さい頃は、よく遊んだ。
幼稚園のときは、道草ばかりしていた。
秋には、稲穂の乾燥のはずを滑り台にしていた。
昇るのも滑るのも楽しかった。
石蹴り、ドッチボール、縄跳び、缶蹴り、かくれんぼ、
花いちもんめ、おしくらまんじゅう、チャンバラ、
忍者ごっこ、ソフトボール、川遊び、釣り、
竹トンボ・竹の刀・凧も作った。
なんでもした。
お陰で、体の平衡感覚、とっさのときの身の返し方、
ナイフの使い方、何かを作るときの工夫、
そういうことをはじめはおそわるが、次第に自分ひとり
で出来るようになる。
子供のころ、あそびの中からすべてを学んだ。
体にも、頭にもいい。あそびこそ学習の場である。
少し前の話だが、環境調査で小川の調査があった。
普通の男子ならば川を跳べるほどの幅だが、国立大を
出た彼は、女の子のように、もじもじして跳べなかった。
なんで出来ないのと驚きと同時に、小さいころ、
このようなあそびを体験してないと思った。
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