脳 攻撃性 成育環境
静岡新聞 朝刊 平成21年1月21日
高田由美子先生 (浜松医科大学名誉教授) の記事がある。
なるほど納得の記事だ。
攻撃型の遺伝子を持つ人も、子供の時に虐待とかいじめを受けていないような
場合には、これらの異常遺伝子が活性化されないので、攻撃的にならず、温和
な性質を持っていることがわかった。
3歳をすぎても、脳は良くなっていて、
感情を抑制する脳が完成するのは25歳くらいだということがわかった。
したがって、よく言うことを聞き、小学校や中学校では明るい、礼儀正しい子であっても、
その後25歳までにいじめがあったりすると、脳は攻撃的になり人を傷つけるようになる。
私たちの脳は、25歳までは、発達の途中であることを理解すると、小学校、中学校、
高校、大学、あるいは社会へ出てからも、
愛情のある教育や指導が必要であることがわかる。
(新聞とは、一部表現が異なるところがあります。詳細は新聞をご覧になって下さい。)
などとある。
子育て等において 0歳、3歳までは超大事であることは知られているが、
25歳まで重要であるとは・・・、
脳の研究が進んで、わからなかったことが、科学的にわかってくることは大変いいことだ。
あと大事なのは、いかにそれを適切に活用するかであろう。
20歳ごろまで、自分自身も情緒不安定であったことを記憶している。
体は段々おとなになっていっても、精神の方は、おとなだったり、こどもだったりした。
もやもやがとけてすっきりした。 納得の記事でした。
こどもたちが25歳になるまでは、愛情をもって、きっちり子育て、社員教育をしましょう。
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