6 と 28

ヒロさん

2008年10月23日 10:01



紀元前6世紀ごろ、ピタゴラスの時代。

ある数とその約数の間に、特別の関係を発見した。
ある数の約数において、自分以外の約数を足すと、自分自身になる数がある。

  6の約数は  1 2 3 6  の4個ある。
  自分以外を足す  つまり   1+2+3=6  となり
  自分自身の数になってしまう。

  28の約数は  1 2 4 7 14 28  の6個ある。
  自分以外を足す  つまり   1+2+4+7+14=28  となり
  これまた、自分自身の数にる。

紀元前1世紀には  496   8128  が同様な性質があり、見つかっている。
現在では、このような数は、コンピーターを駆使して、23個発見されている。

古代の人たちは、
  6  は、神がこの世を作った日数
  28 は、月の満(み)ち干(ひ)の周期
だ と、考えたそうな。

このような数は、「完全数」と名づけられている。

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