6 と 28
紀元前6世紀ごろ、ピタゴラスの時代。
ある数とその約数の間に、特別の関係を発見した。
ある数の約数において、自分以外の約数を足すと、自分自身になる数がある。
6の約数は 1 2 3 6 の4個ある。
自分以外を足す つまり 1+2+3=6 となり
自分自身の数になってしまう。
28の約数は 1 2 4 7 14 28 の6個ある。
自分以外を足す つまり 1+2+4+7+14=28 となり
これまた、自分自身の数にる。
紀元前1世紀には 496 8128 が同様な性質があり、見つかっている。
現在では、このような数は、コンピーターを駆使して、23個発見されている。
古代の人たちは、
6 は、神がこの世を作った日数
28 は、月の満(み)ち干(ひ)の周期
だ と、考えたそうな。
このような数は、「完全数」と名づけられている。
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