ブログ2日目
ブログの先輩(友人)から勧められるままに、はじめたブログ2日目、戸惑っています。
しかし、今日は暑かった。我が家の愛犬夢来(ムク)も、さすがに散歩もしてないのに
ハアハアです。夕方には少しよくなったようですが。
夏到来の感です。
夏といえば、超有名な
「閑さや岩にしみ入蝉の声(しづかさや いわにしみいる せみのこえ)」(松尾芭蕉)
を思い出します。ところは、山形の立石寺。岩は硬いものか、風化したものか、
蝉は1匹か2匹か沢山か、はたまた、その種類は、などなど 諸説あるらしいが、
いずれにせよ、その表現のすごさに、日本人なら、感動し、それぞれがその情景を
思い描けるでしょう。
しづかさや、蝉の声が岩にしみいるなんて・・・・・科学的には、蝉の声の空気の振動が
岩を少し振動させているというんでしょうか。蝉の声の音は何デシベルだったのでしょうか。
とにかく、芭蕉さんってすごい。
前句よりは、知られていませんが、ユーモア俳句で私がもっとも好きな句
「叩かれて昼の蚊を吐く木魚かな(たたかれて ひるのかをはく もくぎょかな)」
(夏目漱石)
こんな場面にであったら、どうしょう。 吹き出して笑ってしまう。しかし、
和尚さんの手前、大声を出して笑いころげる訳にはいかない。
流石(さすが)、「吾輩は猫である」のユーモアたっぷりの漱石さん、尊敬しちゃいますね。
俳句にはリズム、切れ味などが大事らしい。英国ではないが、ユーモアも俳句には、
大いにいいらしい。
では1句
「柴犬のはあはあはじまり梅雨明けり」